遮光瓶
系列製品
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PE広口遮光瓶
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PE広口下口活栓付瓶
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PE取手付広口下口活栓付瓶
プロフィール
ポリ瓶の褐色版で、光を通しにくい特長があります。光により変性する薬液などの保存には、遮光瓶がおすすめ。身近な事例では、消毒液として一般的に用いられる次亜塩素酸水が該当します。
導入実績
- 次亜塩素酸水の保存容器
- 光硬化性をもつ接着剤や塗料などの保存容器
- 光分解性のある化粧品原料などの保存容器
技術情報
遮光レベル検証
■検証方法
<紫外、可視又は近赤外分光分析>
試料について、拡散透過率を測定。島津製作所様の分光光度計UV-3150で、積分球を用いて測定した。
・積分球(内径:60㎜、内面硫酸バリウム塗装、サンプル測光:垂直入射、リファレンス測光:8度斜入射)
・スリット幅:12㎜、サンプリングピッチ:1㎜、測定波長220~2600nm
■検証結果
<PE広口遮光瓶1L 本体 透過率測定試験>
USP(アメリカ薬局方)基準準拠
USP基準とは、290~400nm間(上記表内Ⓐの範囲)のすべての波長(20nm毎の測定)において、浸透率が10%以下であることを意味します。サンプラテックの遮光瓶は、この数値を大幅にクリア。さらに、一般的に人間が目で確認できる光の範囲、約800nmまで(上記表内Ⓑの範囲)でも、透過率はほぼ0%を達成しています。
使い方NG例
- 有機溶剤には使用しないでください。劣化や変形する恐れがあります。
- オートクレーブには使用できません。耐熱温度は80℃程度です。
- 保存を目的とした容器です。運搬用に用いる場合は、必ずお客様でのテストをおこなったうえでご判断ください。
詳細サイズ
寸法箇所
- A:本体高さ
- B:本体外径
- C:口内径
- D:キャップ高さ
- E:キャップ外径
PE広口遮光瓶
- 次亜塩素酸水など光に弱い薬品の保存用ボトル
- 100ml~10Lまで、8種類の容量ラインナップ
- 全容量中栓付き(中栓は通常のポリエチレン製)
- 全容量バラ売り・ケース売り対応
詳細サイズを見る
品番 | 容量 | 目盛間隔 | 本体高さ (㎜) |
本体外径 (㎜) |
口内径 (㎜) |
キャップ高さ (㎜) |
キャップ外径 (㎜) |
全高 (㎜) |
中栓 | 入数 | 梱包寸法 (W×D×H) (㎜) |
梱包重量 (kg) |
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02910 | 100ml | 10ml | 89.0 | 50.5φ | 30.7φ | 17.0 | 49.0 | 93.0 | 付 | 200 | 440×280×550 | 5.0 |
02911 | 250ml | 25ml | 118.0 | 62.5φ | 30.7φ | 17.0 | 49.0 | 122.0 | 付 | 100 | 440×280×550 | 3.5 |
02912 | 500ml | 50ml | 146.0 | 77.5φ | 43.1φ | 19.5 | 63.0 | 151.0 | 付 | 100 | 550×430×480 | 7.0 |
02913 | 1L | 100ml | 183.0 | 100φ | 43.3φ | 19.5 | 63.0 | 187.0 | 付 | 50 | 430×520×530 | 5.5 |
02914 | 2L | 100ml | 230.0 | 127φ | 75.4φ | 29.5 | 97.0 | 236.0 | 付 | 30 | 650×510×400 | 6.5 |
02915 | 3L | 500ml | 263.0 | 146φ | 75.4φ | 29.5 | 97.0 | 267.0 | 付 | 30 | 540×730×460 | 9.0 |
02916 | 5L | 500ml | 302.0 | 172φ | 75φ | 29.0 | 97.0 | 306.0 | 付 | 15 | 860×330×530 | 7.0 |
02917 | 10L | 1L | 391.0 | 217φ | 94.7φ | 45.5 | 127.0 | 398.0 | 付 | 8 | 760×560×500 | 9.0 |
フォトギャラリー
耐薬情報
ポリエチレン(PE)-Polyethylene-〈汎用樹脂〉
ポリエチレンの特長
長所 | 低温特性・耐薬品性・機械的強度・剛性に優れる |
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短所 | 耐候性が劣る |
加工 | 溶着が可能・接着は不可 |
用途 | 産業用・農業用フィルム・瓶など |
よくある質問
- 食品保存用に用いることはできますか?
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当社製品は理化学用であり、食品容器として製造している製品ではありません。ただし、ポリオレフィン協会自主規制基準を満たした原料を使用しているため、食品に影響を及ぼすものは含まれていません。使用の可否については、お客様での検証と判断をお願いしています。
- 可視光線は何%遮断することができますか?
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可視光領域である360~830nmでの光透過率ほぼ0%です。なお、近赤外線領域内の1000nmまで透過率ほぼ0%を達成しています。
- 紫外線をカットすることはできますか?
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紫外線領域の波長は1~400nmですが、220nm以下の短波長領域の検証はおこなっていません。220~400nmの中波長領域での透過率はほぼ0%です。