PPボトル

PPボトル

系列製品

  • PE広口瓶

    サンプラ®
    PPボトル広口

  • PE細口瓶

    サンプラ®
    PPボトル細口

プロフィール

汎用樹脂であるポリプロピレンで作られたプラスチック製容器で、PE瓶(ポリ瓶)と並ぶ汎用樹脂製容器の代表格。半透明で内容物を確認しやすい点や、耐熱温度が121℃と比較的高く、オートクレーブ可能な点が最大の特長。また、当社のPPボトルは中栓が不要なインナーリング構造で、作業効率性の高いボトルです。

導入実績

  • 薬品の中間材料の保存容器
  • 各種分析用サンプリング容器
  • 各種薬品の小分け容器
  • 塗料や染料などの色見本小分け容器

技術情報

インナーリング構造

図:インナーリング構造

ボトル本体口元の内角に、キャップのインナーリングが密着する形状です。これによりシール性が向上し、液漏れなどを防ぎます。

オートクレーブ

オートクレーブ前

オートクレーブに、本体とキャップを取り外して設置

オートクレーブ後

オートクレーブ後

ポリプロピレンの耐熱温度は約121℃です。オートクレーブにも対応しています。

半透明

PPはPEと違いなぜ透明なのか?

PPやPEを構成する高分子の結晶化度合や結晶の大きさにより、透明度に差が表れます。結晶化が低く、結晶のサイズが小さいほど透明になります。
PPはPEに比べ結晶化が低い材料のため、透明度が高くなります。

写真:半透明

使い方NG

  • 本体にキャップを装着したままオートクレーブにかけないでください。
  • アセトンやトルエンなど極性の強い有機溶剤には使用しないでください。劣化の恐れがあります。
  • 液体を入れた状態で凍結すると、ひび割れの原因となります。ご注意ください。

詳細サイズ

寸法箇所

寸法箇所
  • A:本体高さ
  • B:本体外径
  • C:口内径
  • D:キャップ高さ
  • E:キャップ外径

サンプラ®PPボトル広口

サンプラ®PPボトル広口
  • オートクレーブ対応、耐薬性、透明性に優れたポロプロピレン製ボトルの広口タイプ
  • 20ml~2Lまで、8種類の容量ラインナップ
  • 20~50mlの少量サイズは中栓なし、100ml~中栓あり
  • 全容量バラ売り・ケース売り対応
詳細サイズを見る
品番 容量 目盛間隔 本体高さ
(㎜)
本体外径
(㎜)
口内径
(㎜)
キャップ高さ
(㎜)
キャップ外径
(㎜)
全高
(㎜)
中栓 入数 梱包寸法
(W×D×H)
(㎜)
梱包重量
(kg)
02040 20ml なし 43.0 37.8φ 26.5φ 15.0 39.0 47.0 なし 400 430×310×33 4.0
02041 30ml なし 53.0 38.0φ 26.4φ 15.0 39.0 56.0 なし 400 430×310×33 4.5
02042 50ml なし 72.5 38.0φ 26.4φ 15.0 39.0 76.0 なし 400 530×430×28 6.0
02043 100ml 10ml 92.5 47.5φ 31.7φ 20.5 46.0 97.0 なし 200 440×280×55 5.0
02044 250ml 25ml 123.0 62.5φ 31.7φ 20.5 46.0 127.0 なし 100 440×280×55 3.5
02045 500ml 20ml 159.0 75.0φ 42.0φ 21.6 63.0 163.0 なし 100 550×430×48 7.0
02046 1L 100ml 193.0 95.0φ 41.2φ 21.5 62.8 200.0 なし 50 430×520×53 5.5
02047 2L 100ml 239.5 121.0φ 76.0φ 31.0 99.5 246.0 なし 30 650×510×40 7.0

サンプラ®PPボトル細口

サンプラ®PPボトル細口
  • オートクレーブ対応、耐薬性、透明性に優れたポロプロピレン製ボトルの細口タイプ
  • 30ml~2Lまで、7種類の容量ラインナップ
  • 30~50mlの少量サイズは中栓なし、100ml~中栓あり
  • 全容量バラ売り・ケース売り対応
詳細サイズを見る
品番 容量 目盛間隔 本体高さ
(㎜)
本体外径
(㎜)
口内径
(㎜)
キャップ高さ
(㎜)
キャップ外径
(㎜)
全高
(㎜)
中栓 入数 梱包寸法
(W×D×H)
(㎜)
梱包重量
(kg)
02030 30ml なし 63.3 33.0φ 14.7φ 15.0 25.0 66.0 なし 400 430×310×33 3.5
02031 50ml なし 74.5 38.5φ 14.7φ 15.0 25.0 76.0 なし 400 530×430×28 5.0
02032 100ml 10ml 94.0 47.5φ 21.2φ 21.0 35.0 98.0 なし 200 440×280×55 4.0
02033 250ml 25ml 124.0 62.5φ 22.2φ 21.0 35.0 125.0 なし 100 440×280×55 3.0
02034 500ml 20ml 160.0 75.0φ 27.0φ 20.5 42.0 164.0 なし 100 550×430×48 6.0
02035 1L 100ml 195.0 95.0φ 32.1φ 20.5 46.0 198.0 なし 50 430×530×53 5.0
02036 2L 100ml 242.0 121.0φ 39.5φ 30.5 62.5 246.0 なし 30 620×510×40 6.0

フォトギャラリー

耐薬情報

ポリプロピレン(PP)-Polypropylene-〈汎用樹脂〉

ポリプロピレン円グラフ

ポリプロピレンの特長

長所 耐熱性・機械的強度・耐薬品性・ヒンジ特性に優れる
短所 耐候性が劣る
加工 溶着が可能・接着は不可
用途 コンテナ類・容器など
容器の材質の耐薬性を一発判定!耐薬ゼミ

よくある質問

可塑剤は含まれていますか?

可塑剤として意図的に含ませているものはございません。しかし、触媒不純物として1~5ppm程度フタル酸の含有があります。

繰り返し使用可能ですか?

もちろん可能です。ただし、どのような薬品を使用した場合でも、経年劣化は避けられません。
表面に白濁感や細かな傷が目立つようになれば、買い替えをご検討ください。

液体の輸送容器として使用することは可能ですか?

シール性は高いですが、保存容器を目的として製造しています。
輸送でご使用を検討される際は、必ずお客様でのテストを行なったうえでご判断ください。

IREMONO Q&A