バイオプラ
系列製品
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サンプラ®
バイオプラ PE広口ボトル -
サンプラ®
バイオプラ PEディスカップ
プロフィール
環境に配慮したカーボンニュートラルなバイオポリエチレンを用いたボトル容器シリーズ。二酸化炭素削減は地球規模の課題です。プラスチック製品を製造するメーカーとしてSDGsの考え方に則り、環境配慮型製品の開発を強化しています。その先駆として、石油由来の樹脂製品と同じ性能でお客様の用途に影響がなく、エコにもつながるバイオポリエチレン用いた製品を2019年より販売開始しました。
導入実績
- 薬品の中間材料の保存容器
- 各種分析用サンプリング容器
- 各種薬品の小分け容器
- 塗料や染料などの色見本小分け容器
技術情報
バイオポリエチレンとは
ポリ袋やプラスチック容器の原料となる、植物由来の樹脂をバイオポリエチレンといいます。植物由来のプラスチック製品は、主原料となるサトウキビが育成段階で光合成によりCO2を吸収しているため、廃棄物として焼却される際のCO2排出量を0とみなすことができます。この考え方は、一般的に『カーボンニュートラル』と呼ばれ、製造、輸送工程を含め従来の石油由来のポリエチレンと比較しCO2排出量を最大70%削減できます。
石油依存からの脱却と地球温暖化防止への貢献が期待でき、近年原油価格の不安定や企業の社会的責任などの観点から、バイオポリエチレンへの注目が高まっています。
■バイオポリエチレン製造工程
企業のSDGsへの貢献
カーボンニュートラルな
バイオプラ製品に切り替え
持続可能な開発目標「SDGs」の世界的な取り組みが企業でも浸透しています。SDGsを構成する17の目標のうち、<気候変動への具体的な対策>では、温室効果ガスの削減が含まれます。二酸化炭素もその対象で、CO2の吸収排出の平衡を意味する『カーボンニュートラル』は、企業において無視できないワードです。
カーボンニュートラルを企業でめざす場合、初期投資など課題が多いケースがありますが、例えば製造業の場合、汎用的に購入するプラスチック製品を、植物由来のバイオプラスチック製品に切り替えるだけで、カーボンニュートラルの考えに基づきCO2排出削減につながります。大きな投資や新たな開発なくして始められるSDGsへの取り組みとして期待されています。
排出CO2削減
■サンプラ®バイオプラ PE広口ボトル
重量加算で実質65~80%CO2削減
■サンプラ®バイオプラ PEディスカップ
重量加算で実質100%CO2削減
※上記は製品における換算であり、製造や輸送で発生する電気や燃料は含まれません
使い方NG例
- 生分解性プラスチックではありせんので、土壌では分解しません。
- サトウキビ由来のプラスチックですが食べられません。サトウキビから抽出したバイオエタノールから通常のポリエチレンを製造しています。
詳細サイズ
寸法箇所
- A:本体高さ
- B:本体外径
- C:口内径
- D:キャップ高さ
- E:キャップ外径
サンプラ®バイオプラ PE広口ボトル
- CO2排出量削減につながるバイオポリエチレンを使用した環境配慮型プラスチックボトル
- 通常のポリエチレン製PEボトルと同一の性能を保持
- 100ml~1Lまで、4種類の容量ラインナップ
- 全容量バラ売り・ケース売り対応
品番 | 容量 | 目盛間隔 | 本体高さ (㎜) |
本体外径 (㎜) |
口内径 (㎜) |
キャップ高さ (㎜) |
キャップ外径 (㎜) |
全高 (㎜) |
中栓 | 入数 | 梱包寸法 (W×D×H) (㎜) |
梱包重量 (kg) |
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30804 | 100ml | 10ml | 89.0 | 50.5φ | 30.7φ | 17.0 | 49.0 | 93.0 | 付 | 200 | 440×280×550 | 5.0 |
30805 | 250ml | 25ml | 118.0 | 62.5φ | 30.7φ | 17.0 | 49.0 | 121.0 | 付 | 100 | 440×280×550 | 3.5 |
30806 | 500ml | 50ml | 146.0 | 77.5φ | 43.1φ | 19.5 | 63.0 | 151.0 | 付 | 100 | 550×430×480 | 7.0 |
30807 | 1L | 100ml | 183.0 | 100.0φ | 43.1φ | 19.5 | 63.0 | 186.0 | 付 | 50 | 430×520×530 | 5.5 |
寸法箇所
- A:口内径
- B:本体底径
- C:本体高さ
サンプラ®バイオプラ PEディスカップ
- CO2排出量削減につながるバイオポリエチレンを使用した環境配慮型ディスカップ
- 通常のポリエチレン製ポリディスカップと同一の性能を保持
- 容量ラインナップは、100ml、500ml、2Lの3種類
- 全容量バラ売り・ケース売り対応
品番 | 容量 | 目盛間隔 | 本体高さ(㎜) | 本体底径(㎜) | 口径(㎜) | 入数(個) | 梱包寸法 (W×D×H) (㎜) | 梱包重量(kg) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
31030 | 100ml | 10ml | 72.0 | 46.0φ | 53.5φ | 1000 | 370×340×340 | 5 |
31032 | 500ml | 50ml | 121.0 | 83.0φ | 98.5φ | 250 | 570×500×210 | 6 |
31033 | 2L | 500ml | 197.0 | 118.0φ | 142.0φ | 100 | 710×410×290 | 9 |
フォトギャラリー
耐薬情報
ポリエチレン(PE)-Polyethylene-〈汎用樹脂〉
ポリエチレンの特長
長所 | 低温特性・耐薬品性・機械的強度・剛性に優れる |
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短所 | 耐候性が劣る |
加工 | 溶着が可能・接着は不可 |
用途 | 産業用・農業用フィルム・瓶など |
よくある質問
- 通常のポリエチレンと、バイオポリエチレンでは、性能にどのような違いがありますか?
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始原料が異なるのみで、性能に違いはありません。エチレンを生成して重合する工程は同じですので、最終原料もポリエチレンとなります。
- バイオポリエチレンは土壌で分解しますか?
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材質はポリエチレンそのものですので、生分解性プラスチックと異なり土壌で分解することはありません。
- 通常のポリエチレン製品よりバイオプラ製品の方が、価格は上がりますか?
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容量により異なりますが、バイオプラ製品の方が定価ベースで10~25%程度高くなります。ただし、バイオプラスチックの普及が優先ですので、ロットや継続的にご購入いただける場合は価格相談も可能です。